本葛
自己紹介も兼ねて。part1.
私は食を大切にしています。
食事の時間も、食べるものも。
故に、使ってみたい食材は値段さえ許せば買います。が、
よくあるのが、試すには量が多い場合。
そんな時のわたしの判断基準は一つ、使い切れるかどうかです。
使い切れるイメージが湧かなければその場では買わず、
用途をリサーチ、引き出しを増やしてから出直します。
なぜなら、
食べものに限らず共通して【自分の選択に責任を持つ】という考えが根底にあるからです。
食の場合で言えば、食べものを無駄にしないことや、美味しく食べること。
仕事では共通認識であるように、自分の選択は周りの人を巻き込みます。
人間関係においても、信頼できる人というのは言動が一貫しているのではないかと思います。
昨日はだいぶ前に買った、本葛を使い切りました。
くず餅と水無月を作るために買ったのですが、
それぞれ一度作り時季を終えてしまい、余ってました。
今回は胡麻豆腐。
ちょうど練りごまも家にあったので。(こういう時って嬉しくないですか)
材料は4つのみ。練りごま、葛粉、水、塩。
割合は葛粉1に対して練りごまを1.5、水を10。塩はしょっぱさに丸みのあるタイプを少し。
全てを火にかけてとろみがつけば型に入れ、粗熱をとってから冷蔵庫で冷やします。
実際に作ってみて感じたこと
- たくさん食べるものでは無いと思うので、葛粉20gくらいから試す
- 葛粉がダマになるので、水は少しずつ入れてのばす
- 火にかけている鍋の底から固まり始めるので、鍋底にへらをつけたまま絶えずかき回す
- 鍋から目を離さない
- 仮にダマになってしまったら濾してから型に入れる
- 水を昆布出汁にするかは好み
完璧な人間なんて居ないです。
ただ少なくとも、自分の言動には責任を持っていたいと思います。