天気
今日は一日中雨でしたね。
梅雨だからこれが普通だよな、と思って生活しましょ。
と、こんな風に、天気の話から記事の内容に入ったことが、
これまでにも何度かあります。
こうして話を始める理由の一つは、
世間話の代表に天気の話があるように、
本題の前のワンクッションとしてちょうどいいと思っているからです。
そして私の場合はもう一つ理由があります。
それは天気痛があるからです。
天気痛があるので、
事前に天気予報を見ておくことや、その日の天気がどうだったかは、
予定を決める上でも、生活をする上でも、大事なことなのです。
そして最近、天気予報アプリで配信される天気痛予報なるものが、
全然自分の状態と合っていないと気が付き、
そもそも天気痛について知らないのは論外だと感じ、調べてみることにしました。
調べて分かったことを、
ここにアウトプットとして書き残しておきたいと思います。
1. 天気痛とは
天気痛とは、日本で初めて天気痛外来を開設した愛知医科大学の佐藤純教授が、医療現場では気象病と呼ばれてきた、天気が原因で起きる体調不良を指して呼んだものです。
気象病の症状の60%が頭痛で、中でも偏頭痛。
ほかにも、首の痛み、めまい、耳鳴り、気管支ぜんそく、関節痛、神経痛、古傷の痛み、鬱や不安症なども気象病の症状のひとつだそう。
ただ、症状はその人の慢性疾患によるので、もともとある基礎疾患が悪化すると考える方が症状を見つけやすいでしょう。
2. 気圧と天気痛の関係性
天気痛に原因となる天気の要素として、気圧・温度・湿度が挙げられるが、その中でも主に気圧の変化が関係すると言われています。
気圧の変化を感じるのは耳の奥の内耳だとされていて、内耳から脳に気圧の変化を知らせると、それをストレスと感じ、自律神経のバランスが乱れます。
自律神経のうち、交感神経とは興奮や緊張の刺激を全身に伝え、副交感神経は臓器など全身の器官の機能を制御する役割を持っています。
正常であれば交感神経と副交感神経はバランスを保つように出来ているのですが、様々な要因によりバランスが崩れ、どちらか一方が優位になっていると、痛みやだるさといった不調を引き起こすのです。
ここで話を天気痛に戻しますが、
気圧を脳がストレスと感じ、自律神経が乱れます。
その際、交感神経が活発になると痛みを感じやすくなり、
副交感神経が活発になるとだるさや眠気を感じる
というわけです。
そのため、
内耳が敏感な人はわずかな気圧の変化も脳に伝えてしまい、天気痛になりやすいと言えます。
またここでも、
痛みを感じる箇所がその人の基礎疾患に依存する、というのがよく分かります。
3. 気圧の変化が起きる条件は
結論から言うと、自然の原理でした。
そもそも、低気圧/高気圧というのは周囲の空気と比較して気圧が低いか高いかであって、基準値があるものではありません。
そのため、気温に変化があるように、気圧にも変化がある、と考えればしっくりくるかもしれないです。
・どのような仕組みで低気圧や高気圧ができるのか。
・そもそも低気圧/高気圧とは何か。
については次の記事で書こうと思います。
私のように全く知識が無かった人向けに噛み砕いて書きたいなと思います。
4. 気圧の変化を事前に知るには
気圧も天気と同様に予報を見ることができます。
天気痛に特化したアプリがあり、私も使ってます。
頭痛ーる
名前やデザインがゆるく、不調を和らげようとしてくれているかのようです。
頭痛ーるは市区町村で指定して気圧の変動を確認できるアプリです。
1.3日(約32時間)先までの気圧変動をグラフと値で示してくれます。
やはり、こちらは当たります。
結論、天気予報のアプリで見る天気痛予報が当たらないのは、変化の激しい気圧の状態を、
都道府県単位で見ていたからかなと感じました。
どうやら、天気痛を訴える人が近年増えているそうです。
要因には主に下記が挙げられます。
・天気痛というもの自体が広く知れ渡った
それまでは何による不調なのか分からなかった
・異常気象が常態化した
急激な気象変化(ゲリラ豪雨や局地的な大雨)が日常的に観測されている
・現代の生活習慣
もともと自律神経が乱れていれば、当然のごとく、症状は出やすくなる
というわけで、
天気痛とは付き合っていかなければいけないのですが、
まず、自律神経を整える努力をしてみよう、という意識が芽生えました。
そもそも自分の自律神経が乱れているのではないかと気が付かされる、いいきっかけとなりました。
現在、色々と試しているところです。
次に記事には低気圧/高気圧ができる仕組みを入れようと思ってます。
今日の言葉
一意専心
他のことを考えず、ひたすら一つのことに専念すること